指板&フレット
指板はアルコールティッシュと中性洗剤でゴシゴシ拭いた後に指板オイルをたっぷり塗って一晩置いてから拭き上げました。
指板がカラッカラに乾いているときは私はいつもこの方法。特にトラブったことはありません。
フレットは磨きのみ。
部分的に錆び付いていたので1500番→2000番のペーパーで磨いた後にピカールで仕上げています。
錆がなければピカールのみで処理しています。
ブリッジパーツ
分解したブリッジパーツは錆が酷いです。ちょっとした錆なら磨くんですがここまで酷いと磨いていたらキリが無いのでサンポールで処理してしまいます。
処理した後はアルカリ性の液体で中和してから金属表面を保護する作用のある錆取り潤滑剤に漬け込んでいます。
スプリングとスプリングハンガーを外し忘れてしまったので、後日PUの固定ボルトなんかと一緒に処理しようと思っています。
セレクタスイッチ
事前の音出しチェックで接触不良だったスイッチを外してみました。
OCERGのスイッチはこういうタイプ。このタイプは画像検索してもなぜかヒットしないんだよね。あまりポピュラーでは無いのかな?
それにしてはウチのジャンクパーツ箱に2個も入ってるんだよ。何から外したのか記憶に無いけど、私が持ってるって事は安いギターなんだろうなぁ。
中の接点部分がカバーされておらず剥き出しです。コレじゃ汚れるよねぇ。
カバーが無いので接点部分を見るだけなら分解は簡単で、このナット2カ所を外すだけ。
分解できました。
接点部分はこの惨状。錆というか汚れというか、何かがこびり付いています。
この黒いカーボンのような汚れですが、アルコールで拭いてみても除去できず、接点洗浄剤でも除去できなかったので1000番のペーパーを掛けて落としました。
仕上げはもちろんピカールです。
磨いた後はこんな感じ。
キチンと接触しているかを確認しながら元通りに組み上げて完成です。
テスターでのチェックに問題が無かったので恐らくこれで接触不良は直ってくれていると思うのですが、実際に音を出してみるまでは分かりません。
次回の作業目標
外したPUが汚いったらありゃしないのでお掃除したいです。場合によってはテープを巻き直さないといけないかもしれないのですが、ちゃんとしたテープは意外と高いんだよね。
1本買っちゃえば当分は使えるんでしょうけど、PUのテープを巻き直す機会なんてそうは無いからなぁ。
ブリッジを掃除してキレイになったのはよかったのですが、サドルがどうも気にくわないです。可能な限りOCERGのオリジナルパーツで行きたいところなんですが、サドルだけは手持ちのブリッジの中から交換するかもしれません。