中古ギターの指板を掃除してみる

再生中のアリアプロ2 マグナシリーズの指板が汚かったので掃除してみました。

汚れと捉えるか味と捉えるか

指板に関しては「そりゃ長いこと弾いていればこうなるよね」、といった感じの汚れ方です。

インターネットが発達した現在では個人発信のWEBサイトやブログ、Youtube動画などでギターのメンテナンスに関する情報がいくらでも入手できます。
「指板は定期的に掃除しましょう」とか、指板用のクリーナーやオイルといった製品が販売されてることもちょっと調べれば分かりますが、何十年も前の昔々にギター少年だった頃はそんな情報は神田の楽器屋にでも行って積極的に働きかけない限り入手することは出来ませんでした。

ギターを弾くことに夢中で指板の掃除なんて考えることも無く、今回のマグナのような指板の状態は当たり前。

「指板の汚れは努力の結晶、汚くなんかないよ!」
そんな感じだったでしょうか。

昔話はさておいて指板を掃除してみます。
手元にあるのはレモンオイルだけで専用のクリーナーなどは持ち合わせていません。そこで適当な中性洗剤と固く絞った濡れ雑巾でゴシゴシと拭き上げることにしました。

ゴシゴシゴシゴシゴシゴシゴシゴシ・・・、とひたすら繰り返すこと十数分。だいぶ汚れが落ちたのではないでしょうか。
フレットの脇に付いていた青錆も結構落ちています。

続いて細かいサンドペーパーで指板表面を削って整えて指板用のオイルをタップリと塗ってあげたいところなんですが、時間が出来たらフレットの摺り合わせをしたいと思っているので指板はとりあえずここまで。乾燥が進まないように気をつけながら保管することにします。

洗剤を付けた雑巾で擦っただけ、と大した作業はしていないのですが、こういった作業をする過程で見えてくることもあります。
今回は「1弦側は真っ直ぐだけど6弦側が微妙に順反り」「フレットの減り具合やネックの擦れ具合を見るとかなり弾き倒している」といったことが分かりました。
中古ギターはたくさん買ってきていますがここまで弾き込んでいるギターは初めてかもしれん。いつも綺麗な個体ばっかり選んでるからなぁ。

今回の掃除で使用した洗剤はアビリティクリーン。

 

知り合いのリフォーム業者さんに教えて頂いて使うようになったのですが、油汚れからタバコのヤニ汚れまでまぁ良く落ちます。以来我が家ではキッチンからお風呂からトイレまでこれだけで済ませてます。これを使うようになってからお風呂用とかキッチン用なんて場所ごとに異なる洗剤を揃える必要がなくなって大助かり。

画像はAmazonからひっぱてきていますがホームセンターでも売ってたりします。

ちなみに、使用できない部分として「塗装していない木材」と書いてあるので指板への使用は自己責任でお願いします。

ギター用アイテムを使った指板クリーニングの記事は別にあります。

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