ジャンクのアコギを買ってみた Silver Mellow Tone w-13 春日楽器 12弦

先日のレスポールも未だ手付かずだというのにまた見つけてしまいました。

春日楽器の12弦なんですが、トラスロッドの調整が六角ナットだったり、ゼロフレット仕様だったりするところを見ると結構古そう。
60年代?70年代?・・・、いずれにせよ私よりも年上です。

状態はというと、ペグは6個しか付いていませんし、ブリッジピンも6本だけ。ナッシュビルチューニングかと思いきや張ってあるのは主弦の6本。前オーナーは6弦ギターとして使っていたのでしょうか?
わざわざこんな太いネックのギターを6弦仕様で使うとはかなりのマゾなのか、それとも日本人離れした大きな掌の持ち主なのか。

そんな状態なのでちょっと迷ったのですが、ネックはほとんど真っ直ぐだしボディの膨らみも気にならないしブリッジ浮きも無さそうです。
弦高が高い(6弦12Fで約4.5mm)のが気になります。どうやらフレットがかなり減っている模様。
ローコードをジャカジャカするのが主流だったこの時代の国産アコギは総じて現代のギターよりも弦高が高めだとは聞きますが、それにしても4.5mmじゃ間違いなく指が痛くなりそうなので、フレットの打ち直しは必須でしょうか。

「お値段3300円(税込み)で古き良き時代の12弦ギターが買えるんだからまぁいいんじゃない?」

と20~30回ほど自分に言い聞かせてから、覚悟を決めて購入してきました。

金属パーツやPUといった調整幅(誤魔化す方法)があるエレキギターと違って、アコギの場合はギターとしての素性の良し悪しで全てが決まってしまいそうなのでジャンクの購入はちょっと怖いです。
私に「見る眼」があればいいのですが、正直なところ単板か合板かの見分け方ですら怪しいところ。このギターもよくわからんですが恐らくオール合板でしょう。型番やバインディング・ポジションマークなどの装飾からして入門用のお安い価格帯のモデルでしょうね。

とりあえずリフレットしてからペグを調達して12弦ギターとして復活させたいと思います。
問題は無事に復活したところでアコギのテンションに指先が付いていけるかどうか。エレキ用の0.08~弦を張ってお茶を濁しますか。

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