国産エレキギターブランド「FERNANDES」販売の(株)フェルナンデスが事業停止、破産へ
国産エレキギターブランド「FERNANDES」販売の(株)フェルナンデスが事業停止、破産へ - ライブドアニュース(株)フェルナンデス(戸田市)は7月11日までに事業を停止。「現在、複数の債権者に対して、相当額の債務を負担しており、誠に遺憾ながら事業の継続が不可能な状況」として破産手続きを杉田聡士弁護士(弁護士法人
初めて買ったフェルナンデスは初代ZO-3でした。
社会人に成り立てで無駄遣いできることが嬉しくて仕方がなかったあの頃。確か銀座の山野楽器で(お茶の水の下倉だったかも)「面白いギターを出すなぁ」と衝動買いしました。
短いスケールのテンションに馴染めず、アコギ用のヘビーゲージを張って、専ら宴会用ギターとして使っていました。
カラオケなんてものがまだ一般的ではなかった時代、社員旅行にZO-3を持ち込んで簡単なコード進行で伴奏を始めると、同僚が思い思いの曲を歌い出す。歌い出したらその曲に合わせて伴奏を続けてあげる。
曲を決めてから演奏が始まるのではなく、演奏のコード進行を聞いてからそのコード進行にあった曲を歌い出すわけです。
昔からの定番であるカノン進行やJ-POPで多用される王道進行で歌い出せる有名曲は星の数ほど存在するのでギター一本あれば一晩中盛り上がれた。
いま思えばなかなか高度な遊びをしていたもんだなぁ、と我ながら感心します。同僚の多くが何らかの楽器を弾けたり音楽が好きだったりしたからできた遊びかもしれません。
積極的に音楽を聴かなくなってしまった現在では到底できない遊びでもあります。新しいものを吸収できる感性が最大限に磨かれるのはやっぱ若いウチなんだよね。
で、最初に買ったフェルナンデスはZO-3という話でしたが、最後に買ったフェルナンデスは・・・
ZO-3でした。
要するにフェルナンデスはZO-3を1本しか買ってない。グレコなんて10本以上買ってるのになんでだろう?
良さそうな中古があったら1本買っておこうかな。