中古のジャンクベースを買ってみた YAMAHA RSB MS200

いつもの巡回コースの途中にあるハードオフでみつけました。お値段3千円(税抜き)

このお店、ジャンクギターでも最低限の清掃やメンテをしてからお店に並べてくれるのですが、どういうわけかこのベースは「サッと拭いただけ」で手を付けていないという理由でお安いらしいです。

どうせ全部バラして清掃してから組み直すので、そういう理由でお安くしてもらえるのは大歓迎です。
とういうことでお持ち帰りしてみました。

衝動買いだったもので家に持ち帰ってからこのベースのことを調べてみます。

1989~1990年に販売されていたモデルでミディアムスケール。
ボディ材はアルダーで当時の定価が42000円。

分かったのはこれくらい。あまり情報は多くありません。
まぁギターも不人気モデルばっかり手元に残るので、このベースも長いお付き合いになるのかもしれません。

ペグは1:20のギア比で蓋にはYAMAHAの刻印。ヘッドから外してみましたが製造国を示す表示は無し。
ワッシャーは若干の劣化が見られるもののまだまだ使えそう。メッキの錆が酷いのでどうやって落とそうか思案中です。

そういえばベースのペグナットって15mmなんだね、今回初めて知りました。15mmのコンビレンチを買わないと。

ヘッド裏にはMADE IN TAIWAN の刻印。
ヤマハはかなり昔から楽器生産の拠点として台湾に自社工場を持っていたんだよね。学生時代のバンドのメンバーが初めて手に入れたMotion BASSも確か台湾製だったかな。
同時期のYAMAHAのBBとかPBなんてモデルはお金が無い学生には最高のパートナーでした。

ピックアップはPJタイプでブレンダー仕様。事前に音出ししてPUや配線に不具合がないことを確認しています。

画像右側のノブはメインボリューム、左側のノブがメイントーン、真ん中のノブがブレンダーポットで2つのPUを無段階に切り替えられるようになっています。
ツマミのちょうど真ん中にクリックポイントがあって、その位置だと双方のPUが50:50でブレンドされ、右に回せばフロントPUの割合が増えていき、左に回せばリアPUの割合が増えていく、という具合です。

ノブはプラスチック製。
デザインは別にこれでもいいのですが、若干ヘッド落ち気味なのでメタルノブへの交換を考えています。

トーンのポットが壊れているので要交換。ついでだからボリュームポットも新品交換しておく予定。ブレンダーポットはお値段お高いのでしょうか?

ブリッジやサドルはご覧のように錆だらけです。弦も錆が凄いね。

サドルの弦ピッチは19mm、ブリッジは5本のビスだけで固定されています。
GOTOH製品だと201B-4が合いそうな感じなんですが、錆を落として使うかリプレイスするか悩みどころ。

ブリッジを外したら本来の塗装の色が出てきました。コンパウンドで一皮剥いたら全体がこの色に戻るかしら?

ブリッジアースの線を出すためだけの穴が空けられています。ギターではテレキャスなんかでもこういった感じでブリッジアースが取られていますが、この穴をこんなに丁寧に空けられているのは初めて見ました。こういうところがYAMAHAなんだろうね。

ナット幅は37mmでギター弾きの感覚で捉えるとかなり細めに感じます。
プラスチックっぽいので交換したいのですが溝切り済みでサイズが合う物が市販されているのかどうか。
一度ネックから外してキッチリ採寸してみないといけませんね。

追記
ネックから外してノギスで計測してみたところ
長さ: 37.0mm
厚さ: 3.0mm
高さ: 5.0mm
E to G : 約28mm
でした。

GRAPHTECH製品だと1215-00 が合いそうかなと思うんですが、厚さと高さがちょっと足りない。E to Gも若干広め。

長すぎる分には削れば済むんですが、足りない分を補うのは結構面倒な作業になるので考えてしまいます。
このまま変えずに使うしかないのかな。

ナットを交換するときは長さなどの外寸だけ計って選ぶのではなく、E to E(G)(6(4)弦から1弦までの間隔)を重視しないと交換前後で全く違う演奏性になったりしますのでご注意を。

ネックポケットも丁寧な仕上げ。
低価格帯のモデルなのにボディのジョイントボルト穴がボルト径より広めに空けられていることに感動しました。
昨今の安ギターだとボディ側もねじ切られているのが普通だから後々自分で拡げないといけないんだよね。

ボルトオンの恐ろしい事実
ネックセットネジを外してボディーの穴はネジが”スポスポ通る”状態でなければネックとボディーはしっかりと固定されません。

某ギターメーカー社長室 より引用

ジャンク扱いではありますが壊れているのはポットくらいで、後は掃除して弦を張れば問題なく使えそうではあります。なので暫くはノーマル状態で使ってみようかな。

89-90年の低価格モデルということで心配もしていたのですが、ペグやブリッジといった金属パーツの質感も十分、ボディとネックの精度も十分。
さすがはYAMAHAですな。お見逸れしました。

ミディアムスケールということで私のようなギター弾きが手にとってもそれほど違和感なく弾けますし、ボディが小ぶりなせいか重量も約3.2kgとオッサンにも優しいサイズ感です。

パーツを変えたり弄ったりすることがあればまた記事にさせていただきます。

さて、数十年ぶりに指弾きの練習を始めないと。
目標は大きく、マーク・キングのような高速スラップが出来るようになること、としておきます。

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