ギター・ベースストラップの拡がってしまった穴を補修するためのキット

初めに

1年半くらい前にギターストラップを補修する記事を書きました。
実はこの記事が当ブログの人気コンテンツでして、毎日多くの方がアクセスしてくれています。

この記事を書いた当初から「この補修できるアイテムを配布できないものか?」とずっと思っていたのですが、構想1年6ヶ月、試作2日の歳月を費やしてやっと実現と相成りました。

メルカリに300円で出品していますので興味のある方はご覧下さい。
https://www.mercari.com/jp/u/800198191/

使い方

補修したいストラップを用意します

あまりダメージを受けていないので補修する必要は無さそうですが、手元にあったのがこのストラップだったのでこれで説明します。

どんなストラップでもOKかというとそうでもないです。
アーニーボールとか、一般的な1枚革のストラップであれば問題ありませんが、革同士を貼り合わせてあったり、エナメルとか合皮とかのツルツルしたものは糊が付きにくいと思います。

ですので、そういったストラップで使用する場合は、皮革やプラスチックでも接着できる強力両面テープを別途用意してください。ダイソーとかでも売ってます。

穴位置を合わせて重ねて型を取ります

穴は事前に開けてありますので、穴位置を合わせて重ねて下さい。
この時ストラップエンドの裏側と、補修用キットの剥離紙面が合わさるようにします。

鉛筆やペンでなぞって型を取ります。
今回はストラップエンド全体を補強しますが、穴の周りだけを補強したければそれでも構いません。お好きなようにお使いください。

ハサミで切り抜いて加工します

ハサミで切ります。分厚くて硬いのでカッターで切る場合はお気を付けて。
この時点で穴の位置から垂直に切れ目も入れておきます。切れ目の長さはストラップピンに合わせて調整してください。

貼り合わせて完了

剥離紙をはがすと糊面が現れますので貼り付けてください。

貼り付けたら重しを載せて放置します。すぐに使っちゃうと接着が悪くてはがれてしまうと思います。

使用上の注意

塗装について

このキットで補修したストラップをギターに取り付けて4ヶ月ほど使ってきましたが塗装への影響は出ていません。ギターは一般的なポリウレタン塗装ね。

とはいえ、ギターの塗装って色んな種類があるし、経年で変化もするでしょうから、場合によっては影響があるかもしれません。
デリケートな塗装のギターだったりとかは使っているご本人が一番詳しいでしょうから、皆様の自己判断にお任せします。
当方では責任を負えませんので悪しからず。

思っていたよりも出品するまでが面倒くさいので、あまり数は作れないかもしれません。お早めにどうぞ。

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